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​特別養護老人ホーム かおる園

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​ご利用いただける方

常に介護が必要な状態(要介護3以上、または要介護1、2でも特例入所要件に該当)の方で、病気や障がい等によりご家庭での生活が困難となった65歳以上の方々が対象になります。

入所判定委員会による入所順位決定は、ほかの待機者の状況や退所する人の数に加え、性別による居室調整やタイミング、ユーザー(ご利用者様)のバランス等も影響します。ですから、入所順位はまさにケース・バイ・ケース。申し込んでみないとわからないものなのです。

VISION

かおる園特別養護老人ホームの施設長

特養はもっと身近に、
​    もっと快適なものにできる!

特養はもっと身近に、もっと快適なものにできる!

施設機能を活かしながら、ユーザー(ご利用者様)一人ひとりの生活習慣とプライバシーに考慮した『じぶんちのような空間』で生活していただきたいと考えています。自宅であればご家族様やお客様も訪ねてくる、地域とのお付き合いも大事なことです。とにかくコンビニのように入りやすい環境をつくり、この空間がより安全で快適に、地域との自然な交流がある「茶の間」にしたいのです。同時に、介護従事者である職員の身体的負担の軽減や業務の効率化など、介護環境の改善に資する次世代介護機器の導入はマストミッションです。

​特別養護老人ホーム かおる園
​施設長 長田 雅徳

SERVICE

歩行訓練の様子

​『自立支援介護』を基本軸としています

ユーザーの「水分摂取、栄養、自然排便、運動」の重要性に

着目したサービス提供や環境改善を行い、生活の質を高めて

います。

​感染予防対策の利点にもなります

ユーザーが主体的に生活を送れるように、フロアごとにサー

ビスを展開しており、固定配置された顔馴染みの介護職員が

支援しております。

利用者と笑顔で話をする介護員
歯科衛生士の支援

​歯科衛生士も配置しています

ユーザーのケアに関しては、専門職チームも加えて医・食・

住をできる限りサポートしております。

​BASE SYSTEM

​1.「水(水分)」

人間が1日に必要とする水分をきちんと摂れると、いろいろな

問題が解決していきます。水分が人間の体に与える生理的な影

響は非常に大きいのです。しかし、年を重ね移動することが億

劫になると排泄の事を考え水分を摂ることを嫌う方が増えます。

そこで、コーヒー、紅茶、ココア、煎茶、番茶、昆布茶などの

「温かい飲み物」や牛乳、スポーツドリンク、アイスコーヒー、

番茶などの「冷たい飲み物」そして、フルーツゼリー、寒天ゼ

リー、ヨーグルト、お茶ゼリーなどの「食べる飲み物」など、

嗜好や用途などに合わせた水分をご用意しています。起床時に

は冷たい牛乳か水を飲み、朝食前と朝食時には番茶、服薬時の

水、10時頃に好みの飲み物またはゼリーを摂るなど、食事の

時やおやつ時間などを利用して、1回100~200ml、計

1日1500mlの水分をとってもらえるようにしています。

飲み物を運ぶ介護員
かおる園の昼食

2.食事

食事も一日に必要な栄養を摂れれば、いろいろな問題を解決

できるので、食事には低栄養を起こさないよう注意が必要です。食事の飲み込みが悪くミキサー食を提供していた方が、

行事の時に隣の方の握りずしをつまんで食べてしまったこと

があります。認知症の方だとかいう前に、自分の前におかゆ

と何かわからないドロドロしたものを出されて、隣に握りず

しがあればたいていの方はお寿司を食べたいと思うはずです。だから、ミキサー食をやめ普通の食事を食べられるようになる

ことが大切だと思うのです。かおる園では職員として歯科衛

生士が居て噛むための義歯を調整したり、口腔ケアをおこな

ったり、歯科医との調整を行うことにより当たり前のご飯を

みんなが食べられるようにしています。

3.お便り

『お腹からのお便りは身体のバロメーター』

おむつが必要になってしまう原因はやはり『便失禁』です。

下剤の乱用、介護の重度化、認知症の進行など様々な理由に

より便失禁をしてしまい、おむつを使用せざるをえない状況

になってしまいます。しかし、おむつは非常手段で排泄の場

所は本来トイレのはずです。そのために私たちはトイレに座

っての排便を進めています。健康な排便には「充分な水分」

「規則正しい食事」、「無理のない運動」が大切と考えます。

そのためできるだけ自然な排便ができるよう下剤を控え、水

分と食物繊維、善玉菌を含む食事を規則正しく取り、そして

腸が活動できるよう立って歩いたり、運動したりすることに

より自然な排便ができるようにしています。

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歩行訓練の様子

4.運動

利用者の皆さんの生活を考えるときに、トイレに行くのも、

食事に行くのも、お風呂に入るにも中心になるのは歩いても

らうということと考えます。歩くことによっていろいろなよ

い反応が起こります。そのためパワーリハビリと歩行可能な

方は屋外の散歩、困難な方も歩行補助具などを用いて、毎日

歩くことを支援しています。パワーリハビリテーションは、

マシントレーニングを軽負荷で行い、全身各部の使っていな

い筋を動かします。それにより、「すたすたと歩けるように

なった」というような動作性や体力の改善、「外出するよう

になった」といった心理的活動性の改善が得られます。パワー

リハビリテーションが心臓に与える影響は「入浴」より軽く、

運動によるリスクはほとんどないといえます。

5.入浴

かおる園では気持ちのいい入浴を進めています。

機械浴と呼ばれる特殊浴槽を使って入浴をしているとき利用者

の方が職員をつかんだり引掻いたりされることがありました。

当時は入浴拒否で問題行動とされましたが、利用者の方の立場

になってみればストレッチャーと呼ばれる簡易ベッドに縛り付

けられ音を立てる機械にセットされると、水が自分に迫ってく

る。これは、洗車機と変わらずお風呂と呼ぶには程遠いものと

思いました。 そのため利用者の皆さんがお風呂と分かるよう

にヒノキの湯船に変え、講師を迎えた研修を介護員が受け、介

護員がぬれてもいい恰好で利用者の方を支えながら湯船にも入

る。こうすることによりただ体を洗われるではなく、心を癒す

日本人が大好きなお風呂に入ってもらっています。

かおる園の浴室

特別養護老人ホーム料金早見表

従来型個室
空き状況
従来型多床室
空き状況
空いている...◎ 少ない...△ 満室...×
〇従来型個室
※1か月(30日)の料金表です
要介護度
​基本単位+各加算
​1割負担
​2割負担
3割負担
​要介護1
22,720
22,720円
45,440円
68,161円
要介護2
25,114
25,114円
50,228円
75,343円
要介護3
27,611
27,611円
55,222円
82,832円
要介護4
30,005
30,005円
60,010円
90,014円
要介護5
32,365
32,365円
64,729円
97,094円
【保険対象外サービス】
区分
第一段階
第二段階
第三段階①
第三段階②
第四段階
食費(日)
300円
390円
650円
1,360円
1,445円
居住費(日)
320円
480円
880円
880円
1,231円
食費・居住費合計(日)
620円
870円
1,530円
2,240円
2,676円
月額(30日)
18,600円
26,100円
45,900円
67,200円
80,280円

利用者負担段階について

​第1段階

・世帯全員が市民税非課税で、老齢福祉年金を受給している方

・生活保護の方以下の方、かつ貯金等が単身で1000万円(夫婦で2000万円)以下の方

​第2段階

・世帯全員が市民税非課税で、本人の課税年金と非課税年金収入額の合計が年間80万円以下の方、かつ預貯金等が単身で1000万円(夫婦で2000万円)以下の方

​第3段階

​・世帯全員が市民税非課税で、利用者負担第二段階に該当しないが方かつ、預貯金等が単身で1000万円(夫婦で2000万円)以下の方

​第4段階

・市民税課税の方(本人が市民税非課税でも世帯の中に市民税課税者がいる方も含みます)

​介護保険給付対象となるサービス体制の加算

初期加算(入所日から起算して30日以内)

施設での生活に慣れるために様々な支援を必要とすることから、この期間に算定します。

安全対策体制加算(入所した初日に限り一回)

利用者の事故を防ぐための強化対策を講じている介護施設を評価する加算です。

栄養ケアマネジメント強化加算(日単位)

利用者に対し、栄養マネジメントを実施する事業所が算定できる加算です。

個別機能訓練加算Ⅰ(日単位)

利用者ごとに機能訓練を計画立案および実行し、かつ定期的にその効果を評価する取り組みを行う事業所が算定できる加算です。

看護体制加算Ⅰロ・Ⅱロ(日単位)

看護師を手厚く配置している介護施設を評価する加算です。看護職員と連携し、24時間連絡できる体制を確保している場合は併算定が可能です。

夜勤職員配置加算Ⅰロ(日単位)

夜間の人員基準よりも介護職員と看護職員を多く配置し安全性を保っている事業者を評価する加算です。

サービス提供体制加算Ⅱ(日単位)

介護職員の配置を強化し、より質の高いサービスを提供する事業所を評価する加算です。

個別機能訓練加算Ⅱ(月単位)

Ⅰの要件を満たしたうえで、LIFEを活用し、個別機能訓練計画の見直しを一連のサイクルにより行う加算です。

口腔衛生管理加算Ⅰ・Ⅱ(月単位)

歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が入所者に対して口腔ケアを実施することを評価する加算で、科学的介護情報システム(LIFE)へデータ提出することでフィードバックされる情報を活用した場合は併算定が可能です。

科学的介護推進体制加算Ⅱ(月単位)

科学的介護情報システム(LIFE)へデータ提出することでフィードバックされる情報を活用し、介護サービスの質の向上に向けた取り組みを評価する加算です。

介護職員等処遇改善加算Ⅰ(月単位)

介護職員をはじめとする、介護事業所で働く職員の賃金向上や職場環境の改善などを目的とした加算です。介護業界の大きな課題である人材不足を解消するために設けられています。

外泊時費用(該当する方のみ算定するもの)

病院等へ入院した場合や居宅などへ外泊をした場合に算定されます。

※1回の入院または外泊で月をまたいでいる場合は、最大で連続12日分まで算定可能です。

​BLOG

特別養護老人ホーム​かおる園の日常をお届けします。

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